神戸の相続税対策試算・不動産評価・生前贈与を、
まとめて整理
「相続税がかかるのか」「自宅や土地をどう評価するのか」「現金で納められるのか」。相続前の不安を、相続税の数字とご家族の状況から順番に整理します。
相続税対策とは、相続税がかかるかを試算し、税額を抑え、納税資金と遺産の分け方まで生前に準備しておくことです。
このページでは、相続前に「相続税を減らせるか・払えるか・家族で無理なく分けられるか」を確認したい神戸の方に向けて、相続税の試算・対策の比較・不動産評価・納税資金に絞って解説します。遺言、家族信託、任意後見などを含めた生前の制度設計は、必要に応じて別サービスの生前対策診断をご案内します。
神戸で相続税がかかる人の目安
相続税は、預貯金だけではなく、自宅・土地・賃貸物件・生命保険・有価証券などを合計して考えます。まずは相続税の課税対象となる財産から債務などを差し引き、基礎控除を超えるかを確認します。
基礎控除の目安は、3,000万円+600万円×法定相続人の数です。例えば法定相続人が配偶者と子2人なら、基礎控除は4,800万円です。税額は、各人の法定相続分に応じて税率を当てはめて計算し、最高税率は55%です。個別の計算や財産の確認は、相続税対策のご相談で承ります。
この金額を超えるかどうかが、相続税の検討を始める目安の一つです。
- 01財産・債務・過去の贈与を一覧にする
- 02不動産を相続税評価で確認し、基礎控除と比べる
- 03税額、納税資金、分け方への影響を一緒に見る
相続放棄や養子がある場合、法定相続人の数の数え方にはルールがあります。人数の数え方で基礎控除と税率の当てはめが変わるため、ご家族の状況から確認します。
相続税の計算は、4つの順番で確認します
はじめに、預貯金・不動産・保険・有価証券などの財産と、借入金などの債務を整理します。次に基礎控除を差し引き、法定相続分に応じた税率を当てはめて相続税の総額を計算します。そのうえで、実際に誰が何を取得するかに応じて、各人の税額を確認します。
最初から正確な税額を出すことが目的ではありません。「相続税がかかる可能性」「不動産評価を確認すべきか」「納税資金が足りるか」を順番に見える化することが、対策を急ぎすぎないための第一歩です。
相談前に整理しておくとよい資料
資料がすべて揃っていなくても相談はできます。まずは、次のような情報があると、確認すべき論点を整理しやすくなります。
数字だけで決めない
相続税対策は「減らす・払える・分けられる」の3つで考える
節税額だけで対策を決めると、手元資金が不足したり、不動産を共有して後で売りにくくなったりすることがあります。相続税対策は、次の3つを同時に確認することで、ご家庭に合う優先順位が見えます。
例えば自宅や賃貸不動産が中心のご家庭では、評価額だけでなく、相続人の一人が取得した後に納税資金を用意できるかが重要になります。不動産評価と納税資金を含めた整理は、相続税対策のご相談でご案内します。
相続税が少なくなっても、納付する現金がなければ売却を急ぐことになり、分け方が決まらなければ家族の手続きも進みません。対策の候補は、税額・資金・分け方の三方向から比較することが大切です。
主な相続税対策の比較
方法ごとに税務上の効果、向いている状況、注意点は異なります。どれか一つを先に決めるのではなく、相続税・納税資金・分け方にどう影響するかを比較します。
| 方法 | 相続税対策として見る点 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 生前贈与 | 将来の相続財産を計画的に移す 贈与税と相続税の両方を比較します。 | 相続開始前の贈与は相続税に加算される場合があります。契約・振込などの記録も必要です。 生前贈与を含む生前対策診断 |
| 相続時精算課税 | 贈与時の非課税枠と将来の相続税を一体で考える | 一度選ぶと暦年課税へ戻れないなどの制約があります。 相続時精算課税を含む生前対策診断 |
| 生命保険 | 非課税枠と納税資金の準備 分けにくい財産の調整にも使われます。 | 契約者・被保険者・受取人・保険料負担者の関係で税務上の扱いが変わります。 |
| 不動産・小規模宅地等 | 土地の評価や特例の適用を確認 自宅・賃貸物件の利用状況が重要です。 | 節税目的だけの取得ではなく、収益性・換金性・分けやすさも確認します。 不動産を含む相続税対策のご相談 |
| 配偶者・養子縁組 | 家族構成が控除や税額に影響 | 配偶者の税額軽減は二次相続まで含めて検討し、養子には法定相続人の数に関するルールがあります。 ご家族構成を含む生前対策診断 |
配偶者の税額軽減は、配偶者が実際に取得した正味の遺産額が「1億6,000万円」または「法定相続分相当額」のいずれか大きい額までを限度に計算する制度です。ただし、配偶者に財産を多く寄せることが、次の相続まで含めて有利とは限りません。
生前贈与は「110万円だけ」で判断しない
暦年贈与では、相続開始前の贈与が相続税の計算に加算される場合があります。2024年以後の贈与からは、加算対象期間が段階的に3年から7年へ延長されるため、贈与する時期・相手・金額を相続税全体で確認する必要があります。
相続時精算課税は、選択前に比べる
相続時精算課税には、2024年以後の贈与について年間110万円の基礎控除が設けられています。一方で、制度を選択すると原則として暦年課税には戻れません。目先の贈与税だけでなく、将来の相続税、資産の値動き、ご家族の意向まで含めて判断します。
不動産は評価額だけで結論を出さない
土地は路線価方式または倍率方式で評価しますが、利用状況や賃貸の有無によって確認する点が変わります。神戸の自宅・土地・賃貸物件についても、評価額とあわせて、住み続けるか、引き継ぐか、現金化できるかを確認します。
やってはいけない相続税対策
通帳や印鑑を誰が管理していたか、実際に財産を受け取ったかが説明できない贈与は、名義預金と判断されるおそれがあります。贈与契約書や送金記録を残すことが大切です。
生前贈与には相続税へ加算される期間のルールがあり、短期的な対策が想定どおりの効果にならないことがあります。相続税制度の改正点も含めて確認しましょう。
不動産はすぐに現金化できるとは限りません。現金での納付が難しいときは、延納・物納の制度が使える場合もありますが、要件があります。対策の段階から、納税資金を残せるかを確認しておくことが大切です。
不動産の購入・修繕資料、贈与の記録、保険契約などは、将来の申告や税務調査で確認することがあります。実行した対策の根拠となる資料は保管しておきましょう。
不動産は相続税評価額だけでなく、購入資金、保有コスト、収益性、売却しやすさまで含めて判断します。相続税を下げることだけを目的にすると、相続後に資金繰りや分割で負担が残ることがあります。
税務上の対策ができても、遺言や分け方が家族の状況に合っていなければ争いの火種になり得ます。税額を確認する段階から、誰が何を引き継ぐのかを一緒に整理することが重要です。
税理士と弁護士が一緒に進める、
SWATSの相続税対策
相続税対策は、税金の計算だけでは終わりません。税額を抑える方法を選んでも、遺言の内容や遺留分、ご家族の合意と食い違えば、相続のときに問題が残ります。SWATSでは、税理士法人SWATSとSWATS法律事務所が同じグループとして、税金と法律の両面から一つの窓口で相続税対策を進めます。税理士と弁護士に別々に相談する場合とは、次のような違いがあります。
税理士と弁護士に、別々に相談する場合
SWATSで進める場合
この進め方を支える体制

SWATS法律事務所 弁護士・税理士杉山 清隆
- 弁護士と税理士の両方の資格を持ち、遺言や贈与契約の法律上の有効性と税務上の影響をあわせて確認
- 2023年から2年間、東京国税局に国際調査審理官として出向
- 第二東京弁護士会所属:登録番号59302
税理士法人SWATSは神戸で35年、相続税・贈与税・譲渡所得の申告や土地評価に対応しています。自宅や賃貸物件を「贈与するか、相続で引き継ぐか、売却するか」まで、税目をまたいで比較できます。
- 自宅・土地・賃貸物件など、不動産が財産の中心にある方
- 生前贈与と相続のどちらで引き継ぐか迷っている方
- 相続税を抑えることと、家族で揉めない分け方を同時に考えたい方
神戸オフィスの所在地
- 相続税がかかる可能性と、確認すべき財産
- 生前贈与・保険・不動産など、方法ごとの比較
- 納税資金と不動産の引継ぎ、家族での分け方
遺言、家族信託、任意後見まで含めた制度設計から検討したい場合は、関連サービスの生前対策診断をご案内します。
すでに相続が起きた方へ
相続発生後は「相続アシスト」へ
相続がすでに発生している場合は、生前対策ではなく、相続人の確認・財産の調査・遺産分割・相続税申告を進める段階です。申告期限を踏まえ、相続アシストをご案内します。
よくある質問
相続税対策はいつから始めるべきですか?
相続税がかかる可能性や不動産・納税資金に不安がある場合は、元気なうちに財産の全体像を把握することをおすすめします。生前贈与などは時間をかけて検討する必要がありますが、早く始めれば必ず有利というものではありません。
神戸の自宅や土地があるだけで、相続税対策は必要ですか?
不動産があるだけで、必ず対策が必要になるわけではありません。ただし相続税評価、誰が引き継ぐか、納税資金を用意できるかの3点を確認する価値があります。
配偶者の税額軽減を使えば、相続税は考えなくてもよいですか?
配偶者の税額軽減が使える場合でも、次の相続での税負担や、他の相続人との分け方を含めて判断する必要があります。一次相続だけの税額で決めず、家族全体の資産承継として検討しましょう。
相続が起きた後でも、相続税対策を相談できますか?
相続発生後は、生前対策とは異なる手続き・申告の段階です。相続アシストで、財産評価、遺産分割、申告までの進め方をご相談ください。
相談時に資料が揃っていなくても大丈夫ですか?
はい。まずは手元にある固定資産税の通知書、通帳・証券の残高、保険証券、家族構成が分かる情報から整理します。不足する資料は、何を確認すべきかをご案内します。
相続税がかからない家庭でも、確認した方がよいですか?
相続税がかからない見込みでも、自宅や不動産を誰が引き継ぐか、家族でどう分けるかは別の論点です。相続税の可能性とともに、納税資金や分け方に不安がないかを確認すると安心です。
神戸以外にある不動産も相談できますか?
神戸以外の不動産が含まれる場合も、まず資料から相続税評価、分け方、納税資金への影響を整理します。個別の調査や現地確認の要否は、物件の所在地と資料の状況に応じてご案内します。相続税対策のご相談をご利用ください。


